福祉住環境コーディネーターとは?
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者に対して
住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。
医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、
各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修
プランを提示します。
また福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスします。
【資格概要】
福祉住環境コーディネーター検定資格は東京商工会議所が認定する
民間資格です。
1999年5月よりスタートし、2級3級合格者数累計は、現時点では
30万人を超えており多くの合格者を輩出しています。
2010年は年間55,700人が受験し、31,200人が合格しています。
合格率の内訳は、1級5.9% 2級55.8% 3級58.3%という数字が
公表されています。
受験者の業種は、3級試験では大学・専門学校・高校生等の学生が
40.5%ともっとも多く、1級試験では医療系サービス業が17.2%と
もっとも多く,次いで社会保険・社会福祉系サービス業が16.2%と
なっています。
福祉住コーディネーター資格検定試験のひとつの特徴として受験者が
他の資格をすでに取得している人が多いことがあげられます。
3級試験では資格取得の多い順に@ホームヘルパーA介護福祉士
B建築士CカラーコーディネーターDケアマネージャーE看護師、他
の順になっています。
1級試験では、@建築士AホームヘルパーBケアマネージャー
C介護福祉士D社会福祉士Eインテリアコーディネーター
F社会福祉士、他の順になっています。